岐阜県飛騨市にある東京大学宇宙線研究所の研究施設「スーパーカミオカンデ」の一般公開見学会が11月1日に行われる。普段は立ち入ることができない地下1000メートルの研究施設を見学できる貴重なイベント。当日は、研究施設の見学会のほか、一般公開記念講演会も開催される。現在、参加者を募集中。小学生から参加可能。
スーパーカミオカンデは、岐阜県飛騨市神岡町にある東京大学宇宙線研究所の世界最大の水チェレンコフ検出器。▽宇宙から飛んでくる素粒子ニュートリノを観測して、宇宙でどんなことが起こっているのか▽ニュートリノの性質の解明▽力の統一理論の検証――について研究している。
本施設での研究により、ニュートリノ振動を観測したことで、それまでの物理学にあった「ニュートリノには重さがない」という常識を覆し、重さがあることを証明。この功績が認められ、2015年にはノーベル物理学賞を受賞している。
今回のイベントでは世界最先端の宇宙物理学の研究施設を一般公開により見学できる。
11月1日(土)
神岡町コミュニティーセンター(岐阜県飛騨市)
300人(応募者多数の場合は抽選)
小学生以上(小3以下は要保護者同伴)
3,500円
申込フォームより
9月28日(日)23:59まで
当選者のみにメールで連絡
◆詳細・申込フォームはこちらから
※締切9月28日23:59