全国学力・学習状況調査は2027年度よりCBT(コンピュータを使用した調査)による実施への全面移行を予定しており、2026年度は中学校英語をCBTで行うこととしている。
文部科学省は10月10日、中学校英語のサンプル問題を公表した。「読むこと」2問、「書くこと」2問、「聞くこと」3問、「話すこと」4問の計11問。来年4月の本番の調査問題で使用される可能性のある解答方式に生徒が慣れることができる問題にすることを重視して作成。MEXCBT上に搭載されている。
今後、来年1月頃に、特別な配慮を必要とする生徒のための問題(拡大文字問題・ルビ振り問題・スクリプト表示問題(「話すこと」のみ))を公開予定。2月から3月頃には、サンプル問題を活用して調査当日と同じ環境で行う事前検証を予定している。