北欧を代表する陶芸家の制作プロセス「見る」「知る」のセクションで紹介「リサ・ラーソンの作り方　展」12/27～2/23　PLAY! MUSEUMで開催

2025年12月18日

東京・立川市の絵とことばがテーマのミュージアム「PLAY! MUSEUM」は、北欧を代表する陶芸家の制作プロセスを「見る」「知る」のセクションで紹介する「リサ・ラーソンの作り方　展」を12月27日(土)から2026年2月23日(月・祝)まで開催する。

■多くの人から愛され続ける陶芸家リサ・ラーソン

スウェーデンを代表する陶芸家のリサ・ラーソン(1931～2024)は、1950年代から始めた創作活動を通じて、動物を表した愛らしい陶器を中心に、世界各地で人々の暮らしを彩り、豊かにしてきた。2024年に92歳で惜しまれつつ亡くなられたが、リサの作品は多くの人々に愛され続けている。

■スケッチや作品のほか使用していた道具類なども展示

同展では、リサが制作した原型作品をもとに、工房で職人が作るライオンや猫など、お馴染みの作品の制作プロセスを「見て・知り」、ワークショップに参加して自分も「作る」、体験型のユニークな企画が展開される。第1部の「見る」「知る」では、リサのスケッチや作品、実際にスウェーデンで使っていた道具類を展示するほか、量産制作の工程と、そこに関わる国内外のさまざまな職人の仕事ぶりを映像や写真で紹介する。

■スケッチ体験などのワークショップを毎日開催

第2部の「作る」では、PLAY! MUSEUMの特徴の一つである、うずまき状の展示空間の中心部にある大空間で、リサの作り方を参考に、絵を描いたり陶器に模様をつけたりできるワークショップを毎日開催。リサのものづくりの現場を通して、子供から大人まで来場者全員が創作の楽しさに触れることができるまたとない機会となる。

＜ワークショップのラインナップ＞

①スケッチ体験　Like Lisa（無料、予約不要）

②リサ猫　模様つけ（有料4950円・税込、数量限定の事前予約制）

③マイキーのサンドアートボトル（有料1320円・税込、予約不要）

④マイキーのぬり絵（無料、予約不要）

※②「リサ猫　模様つけ」は以下のサイトから申し込む

【リサ・ラーソン】

1931年スウェーデン生まれの北欧を代表する陶芸作家。スティグ・リンドベリに見い出され、スウェーデン最大の陶芸製作会社グスタフスベリ社で活躍。同社の黄金期を支える中心的なデザイナーとなる。1980年にフリーランスとなり、以後、数多くのクライアントと仕事をする。2022年、スウェーデンの芸術と工芸を刷新し、豊かにした長年の優れた仕事に対して政府から勲章を授与された。公式HP https://lisalarson.jp/

＜開催概要＞

会期：2025年12月27日(土)〜2026年2月23日(月・祝)

休館日：12月31日(水)〜1月2日(金)、2月8日(日)