大阪府豊中市は12月19日、保護者の負担軽減と学校事務の効率化を目的に、来年度から小学校提出書類の電子化を開始すると発表した。
2026年度に新小学1年生~小学6年生となる児童で新年度に上がる際に必要な書類が対象となる。これにより、保護者はオンラインで書類提出を完結できるようになり、手続きの簡便化を図る。さらに、提出された児童の情報をデータで管理することで、個人情報漏洩リスクの軽減や検索性の向上、紙の使用量削減につなげる。
2027年度からは、中学校、義務教育学校にも対象を拡大し、内容変更がない場合は再入力不要とすることで、さらなる負担軽減と事務効率化を進めるとしている。