一社・日本教育情報化振興会(JAPET&CEC)は12月24日、松本洋平文部科学大臣を訪問し、次世代の教育を推進するために不可欠な「ICT支援員の充実」に関する提言書を提出したことを発表した。本提言は、同会の教育ICT課題対策部会が、学校現場の現状と将来の教育ビジョンを議論して取りまとめたもの。
同会では、ICT支援員を単なる「技術スタッフ」ではなく、「教員のパートナーとなる専門職」と位置づけ、児童生徒の学びの深化、教員の業務高度化、中高接続の強化といった次世代教育の実現を目指すべきだと提言。具体的には、ICT支援員の①質の担保②適切な配置③専門職としての持続可能な処遇――について重点的に要望している。
