茨城県の高等学校教育研究会情報部会は1月27日、生成AI活用研修が開催された。研修を担当したのはグッドワークス。
本研修は生成AIを使いこなす「スキルの習得」ではなく、生成AIを活用することで、「教育者が本当に向き合うべきものに向き合う時間をどう取り戻すか」をテーマに企画。県内の情報科教員32人を対象に、生成AIを「教育のパートナー」として活用するための実践的研修として実施された。

本研修ではまず、生成AIを教育に活用するため、「3つの視点」を共有した。
1つ目は「業務を代替する道具」としての視点。文章の下書きや資料整理、情報の要約など人がやらなくてもよい作業をAIに任せることで、教育者は本来向き合うべき仕事に時間を使うことができるようになる。
2つ目は「楽をするための道具」としての視点。AIを使って楽をすることは、決して手を抜くことではなく、AIの活用は生徒と話す時間や、一人ひとりの生徒と向き合うための時間を確保することに繋がる。
3つ目は、「AIをどう使わせるか」を考えること自体が、これからの教育者の役割である、という視点。禁止か自由使用かという二択ではなく、制限のある環境下でどう判断するかにこそ、教育的価値がある。
本研修は前半の「座学パート」と、実際に手を動かす後半の「演習パート」の2部構成で行われた。座学パートでは、 AI時代の教育者の役割や、Google NotebookLMの特徴、AIのハルシネーションや情報モラルについて学習した後、プロンプトを「命令」ではなく「対話」と捉える考え方を共有。演習パートでは NotebookLMを、実際に資料の要点整理や授業準備の下書き作成など、具体的な校務効率化のためにどのように活用するかのイメージ構築を行った。