カンコー学生服は2月24日、運営する調査発信メディア「カンコーホームルーム」にて、生徒たちが制服を最後に着る日である「卒業式」についての調査結果を公表した。調査は1月、全国の中学・高校生1,200人にインターネットを介して実施したもの。第二ボタンの風習の認知度、卒業式に生徒間で渡しているもの、卒業式の日に行っていることについて聞いている。
また、カンコーホームルームはこの2月でWeb創刊20周年。これを記念し、2025年1月1日~12月31日の期間に最も読まれたコラムの年間ランキング(トップ20)も併せて発表している。ランキングでは、制服の在り方そのものを問う根源的なテーマや、ジェンダーレス、校則のアップデートに対する高い関心が浮き彫りとなっている。

制服の第二ボタンをあげる(もらう)という風習については、中学・高校生は「知っている」(全体80.6%、中学生79.7%、高校生81.5%、男子75.2%、女子86.0%)という結果で、約8割の生徒が「知っている」と回答した。特に女子の認知度は9割近くに達し、第二ボタンを贈るという風習は現在の中学・高校生の間でも広く浸透している。
卒業式の日に生徒間で、渡したり/もらったりしているものは、「手紙・メッセージカード」(全体37.4%、男子25.0%、女子49.8%)が最も多く、特に女子は半数を占めた。次に、「第二ボタン」(全体27.2%、男子25.0%、女子29.3%)は3割弱という結果に。続いて、「写真・動画」(全体23.8%、男子15.7%、女子32.0%)、「花束」(全体23.6%、男子12.3%、女子34.8%)なども人気を集めている。また、学校生活で身に付けていた「ネクタイ・リボン」(全体10.1%、男子4.8%、女子15.3%)や「校章・名札」(全体8.8%、男子5.2%、女子12.3%)などもあげられた。生徒間の授受については、総じて女子生徒の実施率が高い傾向にある。
卒業式の日に、式典とは別にどのようなことを行っているのかを聞いたところ、「寄せ書き(色紙、卒業アルバムなど)」(54.1%)、「写真・動画撮影」(52.8%)、「黒板アート・メッセージ」(44.8%)が上位を占め、半数以上の中学・高校生が「寄せ書き」と「写真・動画撮影」を行っている。また、「先生へお礼」(36.4%)、「親へお礼」(22.8%)といった感謝の気持ちを伝えるという回答もみられた。
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2025年1月1日~12月31日の期間に読まれたコラムのTOP5は以下のとおり。ランキング上位を占めたのは、「学校制服の必要性」に関するテーマ。生徒・保護者・世代別など多角的な視点からの調査記事が、現代の教育現場や社会の価値観の変化を反映し、多くの読者の関心を集めた。また、2位には「男子生徒のスカート着用状況」がランクインし、ジェンダー観の多様化や制服のあり方への関心の高まりもうかがえる結果となっている。
1位 【Vol.190】 高校生が考える「学校制服の必要性」
2位 【Vol.211】 男子生徒のスカート着用状況
3位 【Vol.215】 中高生が考える「学校制服の必要性」
4位 【Vol.203】 保護者が考える「学校制服の必要性」
5位 【Vol.167】 「学校制服の必要性」
(集計期間:2025年1月1日~2025年12月31日の閲覧数より)
