NPO法人企業教育研究会(ACE)は、アクセンチュアの支援を受け開発した小学生向け生成AI講座「生成AIってなんだろう?」の教材パッケージを、3月16日より全国の学校・教育機関向けに一般公開した。
これまで実施してきたパイロット授業の検証を経て、対象地域を全国へ拡大。Webサイトでの教材配布および教員研修会の無料出張講義(原則オンライン)の受付を開始した。

授業用スライドと指導案イメージ。ダウンロードの上、授業内で自由に活用できる
生成AI教育への関心が高まる一方、多忙な現場の先生方からは「準備時間の確保」や「専門知識の習得」が壁となっているという声が少なくない。
本プログラムは、これらの課題を解消し、即授業に活用できるよう設計されている。授業内容はAIの仕組みや利便性だけでなく、回答を無批判に信用しないことや、個人情報入力の危険性など、リスクについてもバランスよく学ぶ。クイズやデモンストレーションを交え、児童が飽きない工夫も。
「講義をするのは不安」という教員のために、生成AIに関する最先端の専門的知見を持つアクセンチュア社員が講師となり、教員向けに内容を解説する研修も全国(原則オンライン)で実施する。内容は、本講座をベースとした90分程度の教員向けの生成AIリテラシー研修となっている。
藤川大祐 教授 (千葉大学教育学部長/NPO法人企業教育研究会 理事長)
生成AIは、子供たちの学びや社会のあり方に大きな影響を与える可能性をもつ技術です。だからこそ、学校では「使うか使わないか」ではなく、その仕組みや特徴、限界について理解しながら向き合う学びが重要になります。本教材は、先生方の準備負担を抑えながら、教室でその学びを実現することを目指して開発されました。子どもたちが生成AIを理解し、主体的に考える授業につながることを期待しています。
◆配布教材の詳細はこちら
※教材のダウンロード・教員研修の申込みも上記から行える。