YE DIGITALはこのほど、教員の業務軽減を目的とした生成AI活用支援機能を、2027年1月に提供開始予定であることを発表した。同社が提供する学校ネットワークアクセス管理装置「NetSHAKER W-NAC」に標準搭載する。

2024年7月に仙台大学が実施した全国調査によると、生成AIに関して教育現場で生じている問題として、「生成AIに対する教員の知識不足」を挙げる回答が40.9%と最も多く、生成AIが業務軽減につながりにくい状況が明らかになっている。
同社は、こうした課題の背景に、生成AIそのものの性能ではなく、“使い始めるまでのハードルの高さ”があると考察。今回提供を予定しているサービスでは、生成AIに不慣れな教員でも、画面の案内に沿って操作するだけで、自然に活用できる環境を目指している。
たとえば、▼画面の案内に従って操作することでAIに依頼内容を伝えられる仕組み▼教員同士で便利な使い方の例を共有できる仕組み――など、日々の校務の中で無理なく使い始められる工夫を盛り込む予定だ。
業務軽減の一環として、校務に関わる情報を生成AIに入力したいと考える一方で、情報の取り扱いに不安を感じる教員も少なくない。本サービスでは、同社が管理する国内のクラウド環境上で生成AIを利用する仕組みを採用。入力された情報がAIの学習に使われることはなく、また、データは日本国内で管理・運用される。そのため、一般的に無償で利用できる生成AIと比べて、学校現場でも安心して活用できるという。
学校ネットワークアクセス管理装置 「NetSHAKER W-NAC」