一社・国際エデュテイメント協会は4月14日、小中学生を対象とした情報活用能力診断サービス「ジョーカツ」において、新たに情報活用能力の育成を支援するトレーニングコンテンツの提供を開始した。診断項目の設計・精度向上に向けて、京都教育大学 准教授 大久保紀一朗氏が監修アドバイザーとして参画している。
あわせて、診断機能および新コンテンツの効果検証を行う第4弾実証プロジェクトの参加自治体・学校の募集も開始した。7月31日まで申込を受け付けている。

同協会は、2023年に「ジョーカツ」サービスリリース以降、累計2万人を超える児童生徒に実証プロジェクトを実施した。診断結果から児童生徒の情報活用能力の現在地を可視化することには一定の成果が得られた一方、教育現場からは以下のような声が多く寄せられたという。「診断結果で弱い領域がわかっても、その後どのようにトレーニングすればよいかわからない」「情報活用能力を育成するための具体的な授業コンテンツがない」「可視化はできたが、日々の授業にどう落とし込めばよいか悩んでいる」。
こうした「可視化の先」の課題を解決するため、今回、ジョーカツの診断機能に加えて情報活用能力を育成するためのトレーニング用授業コンテンツを新たに開発・搭載した。今回は第一弾として、ジョーカツの診断結果に基づき、優先的に強化すべき点に焦点を当て、先行リリースする。今後も順次コンテンツを追加する予定だ。
今回、リリースする授業コンテンツは以下の3種類。ジョーカツ クエストは、グループワークを主とした協調性を重視した学習体験を通して、情報活用能力を楽しく伸ばすことを目的とした教材。1コマから実施が可能で、総合的な学習の時間や学級活動などの場面で活用できる。
生成AI時代に不可欠な「情報の信頼性を見極める力」を育成するコンテンツ。児童生徒がフェイクニュースの特徴や見分け方を、謎解き形式で体験的に学ぶことができる。
日常的に活用しているクラウドサービスについて、その仕組みや適切な利用方法を理解するための謎解きゲーム。クラウドの基本的な概念から、情報の共有・管理における留意点まで、ゲーム感覚で理解を深めることができる。
ミッション形式で様々な情報を整理しながら、最適な回答を導き出していくミッション型のゲーム。情報の「ノイズ」を除外していきながら、必要な情報を見極めて答えに辿り着く。
同協会では、ジョーカツの診断機能および新たに搭載したトレーニング用授業コンテンツの効果検証を目的として、第4弾実証プロジェクトを実施。参加を希望する自治体および学校の募集している。
対象学校 全国の自治体・学校
対象学年 小学5〜6年、中学1〜3年
参加最低人数 30人〜
募集締切 7月31日(金)
◆申し込み・問い合わせフォームはこちら
小学生から中学生を対象に、PCやタブレット、インターネット活用を軸とした情報活用能力を診断するツール。文部科学省が提示する情報活用能力体系表例に基づき、①基本操作、②問題解決・探究スキル、③メディアリテラシー、④クラウドに関する知識、⑤情報モラル・セキュリティの3つの領域で構成される質問への回答を基に自治体・学校・児童生徒の情報活用能力の「現在地」を定量データとして可視化する。