大阪学院大学・大阪学院大学短期大学部は4月、「生成AI利用ガイドライン」を策定した。同ガイドラインは、生成AIを学修・研究・業務に活用し、学びの質の向上を図る一方、誤情報、情報漏えい、著作権侵害等のリスクを適切に抑えることを目的とするもの。学内アカウントで利用できる生成AI機能(Gemini、NotebookLM)の提供を踏まえ、学生・教職員等が共通して守るべき基本7原則などを示している。

ガイドラインは、同学の学生(大学院を含む)、教職員(常勤・非常勤の別を問わない)および教育・研究・業務に関与する者を対象としたもので、生成AIを学修・研究・業務を支える有用なツールとして活用し、学びの質を高めることをねらいとしている。
一方で、生成AIは誤情報、剽窃(盗用)、情報漏えい、著作権侵害、差別・偏見の助長等のリスクもあることから、ガイドラインにおいてはこれらのリスクを正しく理解し抑制しながら、教育の質保証と学術的誠実性を担保する全学共通の基本ルールを示している。
ガイドラインでは、適切な利用のための基本7原則を設定。「検証(ファクトチェック・根拠の確認)」「主体性・創造性の保持」「透明性(開示)と再現性」「授業・研究コミュニティのルール遵守」「著作権・引用・知的財産への配慮」「倫理・人権の尊重」「安全・コンプライアンス」を掲げている。
また、生成AIは契約形態やデータの取り扱いによってリスクが異なることから、「公開型」「個人契約型」「大学契約型」の3つの利用形態に分け、それぞれの使用例や注意点を分かりやすく示している。
同学では、学内アカウントを通じて生成AI機能(Gemini、NotebookLM)を提供。授業・課題等における生成AIの利用可否や条件は担当教員の指示が優先されるとし、利用者は担当教員の指示および生成AI利用ガイドラインを遵守することを求めている。また、ガイドラインについて「生成AIを取り巻く状況の変化に応じて、点検し、必要に応じて改定」するとしている。