アナログゲームメーカーのTRYBEはこのほど、キッズプロジェクトと共同開発した学習用カードゲーム「ITパスポートかるた(テクノロジ編)」および「ビジネス、セキュリティ・倫理編」の2作を発売した。中高生などのデジタル活動を支援する一社・デジタル人材共創連盟(デジ連)が監修を務めている。価格は各1500円。

高等学校における「情報Ⅰ」の必履修化や大学入学共通テストへの「情報」導入を背景に、教育現場ではIT用語の効率的な指導方法が模索されている。本作は、聞き慣れない横文字や略語に抵抗感を抱きやすい学習者のために、なじみ深いかるたのルールを応用して開発された。
ゲームのプレイ人数は2〜4人で、対象年齢は12歳以上。読み手がIT用語の説明を読み上げ、プレイヤーはそれに対応する「CPU」「LAN」「VPN」などの略語が書かれたカードを早取りする。単なる丸暗記ではなく、説明を聞いて用語を推測するプロセスを通じて、言葉の意味や具体的な使用場面への理解を促す設計となっている。カードには正式名称や用語解説も記載されており、ゲーム後の復習にも活用できる。

1プレイの所要時間は約5分。短時間で手軽に取り組めるため、授業の導入部や放課後の課外活動、資格試験「ITパスポート」対策の足がかりとしての活用が期待される。情報分野の学習において、直感的な楽しさを交えた新しい指導ツールとして注目を集めそうだ。