多可町教育委員会(兵庫県)は、教員による私用スマートフォンの利用課題に対応するため、Skyと共同で実証研究を開始した。近年、学校現場では行事の写真撮影や連絡に私用スマホが使われることがあり、情報セキュリティリスクや管理の煩雑化が懸念されている。本研究では、公用スマートフォンと校務スマート化支援アプリ「SKYMENU Mobile」を導入することで、情報管理の一元化と運用ルールの標準化を図り、教員の業務負担軽減と安全な情報共有の確立を目指す。

実証は7月から始まっており、2027年9月30日まで実施される。多可町立八千代小学校において、小学校教職員25人と多可町教育委員会の職員6人を対象に実施する。導入前後のアンケート調査や日々の利用ログを活用し、校内コミュニケーションの円滑化、写真管理の効率化およびセキュリティ向上などについて、定量・定性の両面から効果を検証していく。
多可町は、本実証研究を通じて私用スマホに頼る環境から公用環境への移行が、働き方の最適化にどう寄与するかを明らかにする。ここで得られた知見をもとに校務DX推進の実践的な運用モデルを構築し、教員の働き方改革を進めるとともに、子供たちのより良い教育環境の実現へとつなげていく。