Skyと鹿児島市は1月16日、校務用スマートフォンおよび同社の校務スマート化支援アプリ「SKYMENU Mobile」を市立福平小学校に1年間導入し、効果検証に取り組んでいることを発表した。両者は、教職員による私用スマートフォンの利用課題に対応するための実証研究を進めている。
福平小の教職員約80人を対象に、2025年10月から2026年9月まで実証研究を実施。主な検証内容は、▽教職員の業務負担軽減への効果▽校内コミュニケーションの円滑化▽写真管理の効率化・セキュリティ向上▽校務用スマートフォン活用による働き方の最適化▽校務DX推進の実践的な運用モデル構築――などで、導入前後のアンケート調査や日々の利用ログを基に、働き方の変化や校務改善の成果を明らかにする。

近年、学校現場では校務の一部に私用スマートフォンが使用されるケースが見られ、情報セキュリティリスクの増大や個人端末への依存による運用の属人化が課題となっている。
特に、行事や授業のなかで撮影した写真データの取り扱い、校務連絡の即時性確保、安全な情報共有の方法については、学校ごと、教職員ごとに運用差が生じやすく、結果として管理の煩雑化やリスク増大につながると指摘されている。
「SKYMENU Mobile」はこうした現状を改善するため、安全な写真撮影や管理、教職員間の連絡、業務タスクの管理が、校務用スマートフォンで行える環境を用意。情報管理の一元化と運用ルールの標準化を実現するソリューション。今回の実証研究では、私用スマートフォンに頼る現在の環境から公用環境へ移行することが、教職員の業務負担軽減や安全な情報管理の確立にどのように寄与するかを、1年間を通じて定量・定性の両面から検証する。