東京都は、東京の夜を彩る観光コンテンツとして都庁舎を活用したプロジェクションマッピング「TOKYO Night & Light」にて、都立総合芸術高校と連携した新作「君に届くまで」を10月9日から上映する。高校生のみずみずしい感性で描く“青春”の物語を、大規模な映像演出で届ける取り組みだ。


制作の過程では、実際に都庁舎へ作品を投影するテスト上映も実施、講師陣からフィードバックをもとにブラッシュアップに取り組んだ
同校は都立高校で唯一、芸術に関する専門学科を設置している学校だ。今回は同校の映像放送制作部に所属する生徒11人が中心となり共同制作した。
2月には、都庁舎の投影作品を手がけてきたトップクリエイター陣を講師に迎え、特別講義やワークショップを開催。表現手法やノウハウを学んだ生徒たちが制作に挑戦した。
7月と8月には実際に都庁舎へ映像を試写し、現地での見え方を確認。講師陣によるオンライン指導や現地フィードバックを経て、手描きアニメーションと3Dアニメーションが重なり合う緻密な演出へと仕上げた。
作品のテーマは「青春」。高校時代の恋心や放課後の情景を表現し、都庁舎の全面が教室の窓や廊下、下駄箱へと変化する。指導にあたったクリエイターは山本信一氏や岡翔三郎氏らで、音楽制作は特別専門講師の鈴木順二朗氏、顧問の教員2人がサポートした。
上映場所は東京都庁第一本庁舎東側壁面(観覧場所:都民広場)。10月の「君に届くまで」の上映時間は、平日に18時00分~と19時00分~の2回、休日は18時00分~の1回となっている(11月以降は公式サイトで要確認)。観覧は無料で、荒天時等を除き毎日上映される。