河合塾学園は、2027年4月に開校予定の広域通信制高校「ドルトンX学園高等学校」について、10月6日に岩手県より設置認可を受けた。岩手県一関市に一関キャンパス、東京都調布市に東京キャンパスを設置し、生徒は両キャンパスや国内外の地域拠点を行き来しながら探究学習に取り組む。

同校は、自由と協働を教育方針とするドルトンプランに基づき、米国ミネルバ大学の教育モデルを参考にした学びを展開する。主なコースとして探究コースのほか、海外大進学を見据えたグローバルコースを設置する。また、音楽クリエイターのヒャダイン氏とコラボした校歌制作プロジェクトや岩手県立花泉高等学校との連携、一関市での農業体験、伝統文化を学ぶワークショップなど、地域や企業との共創による実践的なプログラムが予定されている。
一関キャンパスでは、2023年に閉校した旧市立油島小学校の校舎や、リノベーションした学生寮を活用する。地域の遊休資産を学びのフィールドとすることで、地域課題解決に向けた探究実践の場とする。一方、東京キャンパスは東京都調布市のNTT中央研修センタ内に設置され、先端技術に触れながら社会課題へのアプローチを学ぶ拠点となる。
開校に向けたスケジュールとしては、9月に帰国生入試の出願受付が開始。11月に帰国生入試の実施と特色入試の出願受付、12月に特色入試が実施される。2027年1月に推薦入試の出願受付・実施、2月に一般入試Ⅰ(2科・英語資格型)、3月に一般入試Ⅱ(面接型)および新入生説明会が予定されている。