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教育ICT

インターネット分離を低コストで実現する<ジェイズ・コミュニケーション>

2017年9月4日
特集:教育情報セキュリティ
中村時彦取締役

中村時彦取締役

文部科学省が策定した「教育版情報セキュリティポリシーに関するガイドライン(案)」では、サイバー攻撃対策として校務系、校務情報系、学習系ネットワークについて「物理的もしくは論理的な分離」を求めている。「論理的な分離」環境を「低コスト」で実現できるインターネット分離ソリューションがジェイズ・コミュニケーション(大阪市・愛須康之代表取締役社長)の「SCVX」だ。同社取締役執行役員 技術本部長・中村時彦氏に、本製品開発のきっかけと特長を聞いた。

ワン・クリックでファイル無害化

「教育情報セキュリティポリシーガイドライン(案)」では、全国の公立小中高等学校などで、校務系システムをインターネット環境から分離するよう求められる。インターネット分離とは、インターネット接続系システムと機密情報を扱うシステムを切り離すことでサイバー攻撃から学校・教育委員会内の情報を守る仕組みだ。

昨年度までに自治体の本庁を中心に、既にインターネット分離によるセキュリティ強化が進んだ。

「SCVX」は、自治体への導入しやすさを第一に考えて自社開発しており、多くの自治体・パートナーの皆様から、インターネット分離ソリューションとして、非常に高い評価を得た。今後の校務系システムをインターネット環境から分離を検討する際に欠かせないソリューションの1つとして捉えていただきたい。

■従来とは異なる方式で安全確保

インターネット分離したブラウザからワン・クリックでファイル無害化の操作が可能

インターネット分離したブラウザからワン・クリックでファイル無害化の操作が可能

SCVXは、オープンソースのLinuxベースによる開発で、Windowsライセンスが不要なことから「低コスト」を実現。

急速に注目が高まっているオープンソースのコンテナ型仮想化ソフト「Docker(ドッカー)」を活用し、従来とは異なる方式で「安全性」を担保した。

1ユーザにつき1つの仮想化空間「コンテナ」でブラウザを立ち上げ、インターネット閲覧やWebメール確認をする仕組みで、ブラウザを閉じるとコンテナごと閲覧情報を破棄。万が一悪意が仕掛けられたサイトやファイルを閲覧しても、悪意あるプログラムが操作する余地を与えない。

コンテナ上のブラウザは赤や黄色など任意の色のラインで囲まれるので、イントラネット環境で立ち上げたブラウザとの違いがひと目で分かる。ブラウザはFirefoxが標準だがChromeも使用でき、利用者のブックマークなどの設定情報も保存できる。

開発して1年余りで、自治体や企業も含めて100以上での稼働実績がある。

特に、ユーザ目線の簡便な使い勝手も大きな特徴だ。ファイル無害化エンジン(オプション)とSCVXをAPI連携し、従来煩雑であった「無害化」の作業をワン・クリックでできるようにした。Webメール等で取得したオフィスファイルなどを校務環境等で使用する際は、対象のファイルを選択・右クリックして「無害化」を選択するだけ。無害化して転送され、利用者のPCのフォルダにダウンロードされる。

従来、インターネット分離や無害化の仕組みを導入すると利便性が損なわれる面があったが、「この仕組みであれば従来の操作感を損なうことなくインターネット分離や無害化ができる」と高評価を得ている。

さらに「インターネット分離」環境を迅速に導入できる仕組みとして「アプライアンスパッケージ」も新しく販売を開始した。予め評価・検証済みでSCVXアプライアンスパッケージを提供することにより、従来の半分程度の工数で導入できる。

「こんな仕組みがあったら良い、という声に迅速に対応できるのが国産ベンダーの強み。今後も国産ベンダーの強みを最大限に生かし、教育委員会や学校の声に迅速に応え、インターネット分離環境をより使いやすいものにしていきたい」と語った。▼詳細=jscom.jp/scvx/ ▼問合せ=scvx-mktg@jscom.co.jp

教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2017年9月4日号掲載

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