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教育ICT

全県立147校にデジタル採点システム導入~兵庫県教育委員会

2020年10月13日

小問ごとの集計で正答率を分析
採点ミスや採点時間減に効果

桑田主幹

桑田主幹

脇本指導主事

脇本指導主事

兵庫県教育委員会は今年度、147校(全県立高等学校及び県立芦屋国際中等教育学校)にデジタル採点システムを導入した。2学期から活用が始まる。デジタル採点システムを導入した経緯と理由、現在の運用と今後の展開について兵庫県教育委員会事務局高校教育課教育指導班の桑田耕治主任指導主事兼主幹と脇本真行主任指導主事に聞いた。

■3校の教員が各教科で検証

本県では高大接続改革や高等学校教育改革に向けて、個別最適化学習や学力向上に役立つ仕組みや教員等の業務負担軽減を図るICT活用を検討しており、昨年の教育総合展(教育ITソリューションEXPO)で出会った仕組みの1つが、デジタル採点システムでした。

学力向上にも業務改善にも役立つのではないかと考え、7月から2社のシステムを3校で試験運用して検証をすることにしました。

それぞれの学校で、様々な教科でデジタル採点システムを試したところ、教員からは採点ミスをしにくい、採点時間が半減したなどの声が届き、予想以上に好評でした。

■マークシートも記述式も対応

デジタル採点システムでは、答案をスキャナーで読み込み、教員はPC上で採点します。

小問ごとに採点をするので、採点ミスをしにくくなります。また、小問ごとに採点すると、問題ごとの正答率もすぐにわかります。

高等学校でも2022年度入学生から生徒指導要録への観点別評価の記載が始まりますので、観点ごとの得点を集計・分析できる仕組みとして役立つと考えました。

通常、採点は「1人ずつ」行うものでしたが、問題ごとに行うことで、効率的かつ効果的に採点でき、授業改善にもつながります。また、記述式だけでなく、マークシート式の問題作成と採点を校内で行うこともできます。マルの数を数えて合計する作業や、採点後に点数を見ながらPC入力する作業も不要です。

そこで全校導入を視野に、「教職員の働き方改革の推進」の中の取組の1つとして、「デジタル採点システムを活用した業務改善事業」の予算を9月に申請しました。

これまで類似の仕組みはなく、新規予算であったため、モデル校からのスタートで良いのではないか、という声もありました。しかし3校で20人余りの教員が検証済であり、導入メリットがあると考え、全校導入を進めました。

プロポーザルで、導入が決まったのが「デジらく採点2普通紙対応版」校内フリーライセンス版(スキャネット株式会社)です。7月に各校に配備し、2学期から全校で本格的な活用が始まっています。

導入時に手厚いサポート

兵庫県では、セキュリティ等を考慮し、校務用PCにそれぞれインストールする運用でスタートする。

web会議システムでの導入研修はスキャネット株式会社が実施しており、サポートセンターに教員が気軽に質問できる体制を整える等、サポートの手厚さを感じたという。インストール作業や導入もスムーズで、教育委員会への問合せもほとんどなかった。

それぞれの学校では、各教科の特性に応じてデジタル採点の方が効率的であると判断した場合に使用することとしており、業務改善や授業改善につながるような活用が期待されている。すでに活用が進んでいる学校では導入の効果を実感しているとの報告もあるようだ。

「デジらく採点2普通紙対応版」はGoogle Classroomとも連携できることから、将来的にデジタルで答案を返却する仕組みにすることも可能だ。なおスキャネットはGoogleのテクニカルパートナー認定を受けている。

県内小中学校99校にも導入

兵庫県教育委員会義務教育課でも「学習評価を通した授業改善研究事業」研究校6校(中学校)、「小・中学校における新型コロナウイルス感染症の影響に関する調査研究事業」研究校99校、合計105校に「デジらく採点2普通紙対応版」を導入している。

双方向学習できる環境を整備

第3期「ひょうご教育創造プラン」に基づくICT環境整備として、「県立学校学びのイノベーション推進事業」において、全教室への校内通信環境の整備、教育用タブレット端末(1学年1学級相当分、約2万台)、全普通教室への大型提示装置の配備を行い、本年9月より利用を開始している。

また、双方向学習のための環境整備として、全学校にインターネット接続回線を増設するとともに、Web会議アプリと専用機器(Webカメラ、ヘッドセット)の配備を進め、県立学校の全児童生徒分のOffice 365及びG Suite for Educationのアカウントも配布した。

なお、臨時休業期間中には、全生徒を対象として、学習支援アプリ(スタディサプリ・Classi)も導入した。

 

デジらく採点2普通紙対応版

教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2020年10月5日号掲載

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