浜島書店、高校向け理科教材でデジタル教材プラットフォーム「Studyplusブック」に参画

2021年10月6日

浜島書店はスタディプラスと業務協定を締結。これにより高校向けデジタル教材プラットフォーム「Studyplusブック」において、紙版の購入で電子版を提供する「Studyplusブックコード」に浜島書店の発行する学習参考書が加わることになる。

■参考書を購入すると電子版が提供される

Studyplusブックコードは、対象となる紙の参考書を購入すると、Studyplus上で利用できる電子版（Studyplusブック教材）を提供するサービス。これにより、浜島書店の図書教材を採択した学校のうち、Studyplusブックコードを希望する学校にStudyplusブックで利用できるデジタル教材が配布される。

■紙とデジタルの双方の強みを活かした指導が実現

Studyplusブックコードの導入により、紙の参考書とデジタル参考書を用途によって使い分けることが可能となる。文部科学省では、デジタル教科書について「紙とデジタルを併用していく」方針を示しているが、これにより紙とデジタル双方の強みを活かした指導が実現する。

■2022年度は「新編アクセス」シリーズ3冊から開始

「Studyplusブックコード」の提携出版社は浜島書店で8社目。2022年度は高校向け理科教材である「新編アクセス」シリーズより、「新編アクセス化学基礎」「新編アクセス物理基礎」「新編アクセス生物基礎」の3冊から取組を開始する。

＜デジタル教材プラットフォーム「Studyplusブック」について＞

「Studyplusブック」は、出版社と共同で電子教材を提供するデジタル教材プラットフォーム。2022年1月に「Studyplus」と統合して「Studyplusブック」として提供を開始する予定。「Studyplusブック」では、月額980円で参考書200冊以上が利用できる「Studyplusブック読み放題」、紙版の購入で電子版を無料提供する「Studyplusブックコード」という2つのサービスを提供する。