キヤノンは、特大容量タンク「GIGA TANK(ギガタンク)」を搭載したビジネス向けインクジェットプリンター「GXシリーズ」の新製品として、ファクス機能搭載のインクジェット複合機「GX4030」を11月10日に発売する。価格はオープン。
「GIGA TANK」の搭載により、インクコストはA4モノクロ文書1ページあたり約0.9円、A4カラー文書1ページあたり約2.2円)を実現。また、ブラックインクボトル(別売)1本分の容量でA4約9,000ページ、カラーインクボトル(シアン/マゼンタ/イエロー、別売り)の場合はA4約21,000ページの大量印刷が可能。新製品は全色で顔料インクを採用しており、小さな文字や両面印刷でも鮮明で裏写りが少なく、印字部にマーカーを引いてもにじみにくいため、書き込むことの多いビジネス文書の印刷に適している。
「前面給紙カセット」と「背面給紙トレイ」の2タイプの給紙に加えて、「背面水平トレイ」を新たに搭載し、3タイプの給紙を実現。「背面水平トレイ」では厚手の用紙を曲げることなく給紙でき、ビジネスシーンで使用するさまざまな掲示物の印刷に活用できる。封筒やラベル紙などの多様な用紙・サイズにも対応しているため、1台で幅広い制作物が印刷可能。またウェブアプリケーション「PosterArtist」を利用することで、特別なデザインスキルがなくても本格的なポスター/チラシ/カレンダーなどを簡単に作成できる。
トレイの開閉など操作部に分かりやすい新デザインを採用したほか、注入しやすいインク注入口の搭載や本体前面側からのメンテナンスカートリッジ交換も可能になり、メンテナンス作業が容易。