福岡工業大学附属城東高校（福岡県）は、在校生の夢を応援し、生徒が審査員から最大100万円を勝ち取るオーディション企画「JET ENGINE PROGRAM」最終審査会を3月14日に実施する。夢を追い求め、形にするプロセスを通じて生徒のパワフルな主体性を育てるために立ち上がったユニークな新企画だ。
受験や部活以外でも、何かに本気で取り組むことが真の主体性を育て、人生の糧になる。そうした経験をする生徒を応援したいという思いからこの企画は生まれた。生徒たちは昨年夏から準備を始め、自ら事業企画書や予算書を作り、学内外に企画のメンターを探し、夢を形にする努力を重ねてきた。最終審査はその集大成。これまでの１次審査、2次審査を勝ち上がった5チームがガチンコ勝負でプレゼンに臨む。
10人の審査員はそれぞれ1人10万円を投資金としている。各チームはあらかじめ事業の目標金額を設定し、プレゼンの結果、目標金額を超える投資があったチームは全て採用。逆に投資金額が目標に至らなかったチームは不採用となり、資金は回収される。大きな夢で高い目標金額を設定するか？金額を抑えて確実に目標達成を目指すか。各チームの戦略も大きなポイントになる。
◎最終審査会に臨む5チームとその企画内容
