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学習プラットフォーム「Monoxer」、記憶の観点から複雑な数学学習にも本格対応開始

2023年4月20日

モノグサはこのほど、同社が提供する記憶定着のための学習プラットフォーム「Monoxer(モノグサ)」にて、複雑な数学の問題に対しても、記憶定着というアプローチから学習することが可能になったと発表した。現在、数学に関する記憶定着の仕組みについて特許出願中とのこと。

 

 

■数学における教育現場の課題

生徒が学習するプロセスを「理解(わかる)」「定着(できる)」「活用(使える)」に分けると、特に数学は「活用(使える)」に関する課題が多いとされている。その原因として「定着(できる)」が抜けてしまっていることが考えられるのではないかと同社では考えている。

数学は、知識や解法を積み上げて習得していく性質がある。そのため、生徒が過去に学習した内容を定着せずに積み上げられない状態になると、次第に授業についていけなくなってしまう。

 

 

一般的に学習における定着は、漢字や英単語のような暗記が点数に直結する領域が想起されやすい傾向にある。しかし実際には数学領域においても、記憶定着が大きく関わっている。 九九など単純な計算はもちろん、数学の高度な問題についても定理や類似問題に関する知識があることによって問題解決できる幅が拡がる。

そこで記憶領域の課題解決に取り組む同社は今回、数学学習にも本格対応を開始した。

 

■AIを活用して数学における“定石”を効率的に定着

 

 

Monoxerでは、複雑な数学の問題においても正答に辿り着くまでのステップを分解して効率的な定着が可能になる。具体的には、「①問題文を読んで何をすべきかが適切に選べる」「②数学テクニックを記憶出来ている」「③数学テクニックを適切に使える」というステップに分解して、生徒一人ひとりの習熟度に合わせてAIが問題を出し続ける。生徒は出される問題を解き続けることによって、最終的にヒントなしで正答に辿り着ける状態を実現する。

 

■『Focus Gold』と提携してコンテンツ提供を開始

同社では4月より、導入教室向けに新たに啓林館ブランドの数学参考書『Focus Gold』シリーズの販売を開始した。著者の名城大学教職センター・竹内英人教授は、数学と記憶定着について次のようにコメントしている。

「数学における記憶定着はHowとWhyの2つの側面が重要です。Howというのはいわゆる、公式、定理、基本問題の定石です。これがすべての問題を解く上での土台となります。一方で、これらのHowを意味も考えずに丸暗記すると直ぐに忘れてしまいます。また、その他の応用問題に活用することができません。そこで重要になるのがWhyです。なぜ、その公式が成り立つのか?なぜそのような考え方を使うのか?それぞれの公式や定石を使う意味をきちんと理解することで、知識が体系的に繋がり真の定着となっていきます。Monoxerを通した数学の記憶定着では、このHowとWhyの2つの側面に注目し、単なる丸暗記から理解暗記へと導きます。」

記憶定着が難しいとされている数学領域をMonoxerに搭載することによって、生徒のレベルに合わせた形で定期試験対策から、共通テスト、一般入試に至るまで全ての高校生の数学科目の対策として活用するとができる。

 

モノグサ株式会社

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