小山学園と埼玉県立新座総合技術高等学校は10月16日、双方の教育について交流・連携を通じて高校生の視野を広げ、進路に対する意識や学習意欲を高めると共に、一層魅力ある高校教育、専門学校教育の活性化を図ることを目的に、教育連携協定を締結した。
小山学園は、1969年に自動車整備士養成の学校として専門学校東京工科自動車大学校を、1987年に建築系・IT系・環境バイオ系の11学科をもつ専門学校東京テクニカルカレッジを開校。都内4校・全21学科の技術系総合学園。
新座総合技術高等学校は、1983年に創立された全国初の複合型の専門高等学校。時代を先取りした新しいタイプの専門高校として、工業・商業・家庭の3分野にわたり、電子機械科・情報技術科・デザイン科・総合ビジネス科・服飾デザイン科・食物調理科の6学科を設けている。高校卒業生を対象とした「デザイン専攻科」(2年課程)が設置されているのも同校ならではの特徴だ。
今回の協定に基づき両者は、技術革新や多様化する社会において、高校生の時から最新の情報や技術に触れて、多様な業界への興味や関心・学びの動機付けを行う。
そして、より専門性の高度化を専門学校において実現し、スキルの高い専門人材を社会に送り出すことに寄与していく考えだ。
具体的な連携内容は以下のとおり。