こども家庭庁は2月26日、「青少年のインターネット利用環境実態調査」の調査結果(速報)を公表した。
調査は2009年度から毎年実施している。今回は、10歳〜17歳とその保護者各5,000人、0歳〜9歳の保護者3,000人を対象に2025年11月〜12月に実施。6割以上の人から回答を得た。

調査結果によると、青少年のインターネット利用状況利用率は99.0%(小学生98.5%、中学生99.2%、高校生99.3%)。使用する機器はスマートフォン78.5%、GIGA端末72.7%、ゲーム機66.2%、テレビ65.9%、自宅用PC42.5%。
10歳未満の低年齢層では、75.2%がインターネットを利用。通園中(0歳~6歳)が68.8% 、小学生(6歳~9歳)があ91.0%。年齢が上がるとともにインターネットの利用率も高くなる傾向にある。
青少年の1日の平均利用時間は、前年度と比べ約25分増加し、約5時間27分。高校生は約6時間44分、中学生は約5時間24分、小学生(10歳以上)は、約3時間54分。いずれも過去最長となった。目的ごとの平均利用時間は趣味・娯楽が最も多く、約3時間1分となっている。
青少年のネット利用内容の内訳は、高校生では動画視聴(95.3%)、コミュニケーション(92.7%)、検索・調べもの(90.6%)が上位。勉強・習い事は67.1%。中学生では動画視聴(92.0%)、検索・調べもの(88.8%) 、ゲーム(87.1%) が上位。勉強・習い事は69.0%。小学生(10歳以上)では動画視聴(88.8%)、ゲーム(85.5%)が上位。勉強・習い事は58.3%。
また、今回の調査から、生成AIについても聞いている。生成AI(ChatGPT、Copilot、Gemini等)の利用は、高校生が46.2%と最も多く、中学生は30.8%、小学生は8.6%となっている。
インターネットを利用していて経験したことについては、高校生では、迷惑メッセージやメールが送られてきた(39.6%)、知らない人やお店などからメッセージやメールが来た(28.3%)、睡眠不足(26.2%)、インターネットで知り合った人とメッセージやメールなどのやりとりをしたことがある(21.7%)が上位となった。
低年齢層の保護者は79.5%がルールを設定していると回答。ルール未設定は少なく、年齢とともに増加する。他方で、学校種が上がるにつれて、「ルールを決めていない」との回答が増え、青少年と保護者の「ルールの有無に関する認識のギャップ」も拡大傾向にある。