日本体育大学柏高等学校はこのほど、みんがくが展開する教育現場向け生成AIプラットフォーム「スクールAI」を導入。授業設計の効率化とともに教育の質の向上を目指し、数学や物理、家庭科など幅広い教科の授業において活用が始まっている。
授業での活用の様子
日本体育大学柏高等学校は、GIGAスクール構想の全国展開に先駆け、10年以上にわたってICTを積極的に活用し、教育のデジタル化を推進している。こうした取り組みの一環として、さらなる個別最適化や創造的な学びの実現を目指しスクールAIを導入した。
◎物理
用意された問題演習を解く従来の方法ではなく、対話を重視した問題作成と解答にスクールAIを活用。思考力と表現力を養えるような授業を目指す。
◎日本史
テーマを設定し、スクールAIで「対話で思考を深める」モードと「自分の考えをまとめる」モードを活用してテーマを深堀りし、思考力を鍛える。
◎数学
虚数という抽象的な概念について言語化から理解を深めるなど、生徒の好奇心と探究心を刺激する授業を目指す。