明石スクールユニフォームカンパニー(AKASHI S.U.C.)は6月6日、持続可能な社会の実現に向けて、学校制服のリユース・リサイクル事業「Re-Ring AKASHI(リリング アカシ)」を開始すると発表した。本事業は、制服の再利用を通じて環境保護に貢献するとともに、保護者の経済的負担を軽減し、学校の価値向上とブランド維持にもつながる取り組みだという。
近年、リユース製品への抵抗感が薄れてきており、リサイクル制服が学校関係者以外に販売されるケースも見られる。しかしながら、一部において公序良俗に反する団体に制服が出回る事案が多発しており、社会問題となっていることから、同社は、制服の本来の意義を守りながら、SDGsの目標達成に貢献するため、学校、保護者、生徒が安心して利用できるリユース・リサイクルの仕組みを構築した。製造メーカーが責任をもって回収することで、これらのトラブルを回避し、制服の適切な管理につなげることを目的としている。
Re-Ring AKASHIでは、本プロジェクトに賛同した学校と連携し、制服の寄付または買取を実施する。回収した制服は、リユース用とリサイクル用に分別。リユース用は、丁寧に洗浄・修繕し、高品質なリユース制服として手頃な価格で販売、リサイクル用は、協力企業との連携により資源として再利用する。リユース販売の収益の一部は、公財・ジョイセフ、一財・あしなが育英会などの団体へ寄付される。
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