共助資本主義の実現をめざす大学連合「SOLVE!」の新プログラム「ソーシャル・アントレ道場」が6月16日に、上智大学四谷キャンパスにて開講する。
本プログラムはSOLVE!加盟の14大学に在籍する学生が対象。学生たちが社会事象の現実に触れながら気づきを得る場と位置づけられており、インパクトスタートアップやNPOとの議論を通じて、社会課題への具体的アプローチを学ぶ全5回のシリーズとなっている。参加学生は全国の仲間と切磋琢磨しながら、自らの志を社会実装につなげる具体的アプローチをイメージできる機会を得る。
第1回はイントロダクションとして、READYFOR株式会社代表の米良はるか氏とICHI COMMONS株式会社代表の伏見崇宏氏を招き、インパクトスタートアップ企業に求められることや社会起業家に求められるマインドセット、資金調達などを中心としたセッションを行う。また、 第2回以降は女性活躍推進や難民・人権問題、食糧問題など多様なテーマを取り上げ、当事者と学生がディスカッションを重ねることで「ソーシャル・インパクト」を生み出すヒントを探る。
今年2月に、上智大学と東京大学が共同発起人となって呼びかけて発足。社会課題先進国ともいえる日本において、地域・分野を問わず、大学並びに研究機関で学問を追究する学生及び研究者に対し、共助人材として産学官民の垣根を越え、複雑化する社会課題の解決を実現する新たな担い手としての交流・学修・創発・実践の機会を提供するための大学連合。
参画大学は、上智大学、東京大学、東京外国語大学、中央大学、関西大学、法政大学、東北大学、立命館大学、早稲田大学、立教大学、 東京科学大学、大阪大学、帝京大学、お茶の水女子大学(6月現在)。