一財・ルビ財団と絵本ナビは、絵本ナビが運営するデジタル絵本読み放題サービス「絵本ナビプレミアム」において、子供自身が操作する「キッズビュー」での絵本等の作品紹介の文章にルビ(ふりがな)を付けることができる機能「ルビフルボタン」を実装したと発表。本機能により、絵本ナビプレミアムに掲載している5,000作品以上の紹介文に自動的にふりがなが振られることになり、子供と本との出会いが後押しされる。
絵本ナビプレミアム・キッズビューにて作品紹介文にルビ(ふりがな)が振られた画面イメージ
ルビフルボタン(画面右下の「ふりがな」のボタン)を押すと、作品紹介文部分に自動でルビが振られ、「総ルビ」の状態になる。これにより、ひらがなが読める子供は、作品紹介文を読むことができ、どんな作品なのかがわかるようになるので、面白そうなら読んでみる、興味がもてなければ他の作品に移る、ということができるようになる。
ルビフルボタンは、ルビ財団が提供するウェブサイトに自動でルビを追加することができるサービス。子供や外国人など、漢字を読むことが苦手な人に対してウェブアクセシビリティを確保・向上することを目的に無償提供を行っている。既存のウェブサイトのHTMLソース上にコードを一行追加することで、ルビ表示のオンオフを切り替えられるボタンを追加することができ、閲覧者は、ウェブサイトに表示されるボタンを押すことで、サイト内の漢字にルビを振ることができるようになる。