全国精麦工業協同組合連合会(以下、全麦連)は、管理栄養士や栄養士を対象に「既存レシピ部門」と「創作レシピ部門」の2部門で「第2回 学校給食向け国内産大麦レシピコンクール」の応募レシピの募集を7月15日(火)から開始。9月15日(月)まで募集している。
「学校給食向け国内産大麦レシピコンクール」は、国内産の大麦(押麦、米粒麦、白麦、もち麦などの精麦および大麦粉)を使用した給食のレシピを募集。「既存レシピ部門」は各自治体の「給食標準献立」もしくは「子供たちに人気のある給食献立」、「創作レシピ部門」は学校給食の新規オリジナルレシピが対象となる。
審査は「栄養価」「おいしさ」「独自性や創造性」「手軽さ」の4点を評価基準として実施。部門ごとに、優秀賞1点(3万円分図書カード)、特別賞2点(1万円分図書カード)が授与される。
成長期の子供にとって、健全な食生活は健康な心身をはぐくむために欠かせないものであると同時に、将来の食習慣の形成に大きな影響を及ぼすもので、極めて重要とされる。食物繊維は腸内環境を整えるだけでなく、生活習慣病の予防にもつながる重要な栄養素。食物繊維が豊富な美味しい給食に親しむことは、子供たちの将来にわたって健康にも良い影響を与えることが期待できる。
食物繊維の豊富な食材の中でも、大麦(米粒麦)の食物繊維の量は精白米の約17倍。お米に大麦を3割プラスした「大麦ご飯」を1日ご飯茶碗2杯(300㌘)食べることで、食物繊維3~4㌘の摂取が可能となる。近年は不足しがちな食物繊維を手軽にとれる食材として、「もち麦」を日々の献立に取り入れる人も増えてきた。
全麦連は同コンクールを通して、学校給食に携わる栄養教諭や栄養職員に、大麦の良さを生かした、おいしくてヘルシーなレシピを考えてもらう機会とし、学校給食での大麦の利用拡大の一助としたいと考えている。
<第2回学校給食向け国内産大麦レシピコンクール 概要>
【募集期間】
2025年7月15日(火)〜9月15日(月)
【募集内容】
国内産大麦(押麦・米粒麦・白麦・もち麦などの精麦及び大麦粉)を使用した
学校給食向けレシピ。主食、主菜、副菜、デザートなどジャンルは問わない。
材料(1人分)、栄養価、作り方、1品の写真
※複数応募可
※ただし、1点ごとに応募フォームに記入。
【部門】
①既存レシピ部門 ※自治体(教育委員会)、学校としての応募となる。
・各自治体の「給食標準献立」などのレシピ
・学校給食で使用した既存レシピで、子供たちに人気のレシピ
②創作レシピ部門 ※個人としての応募となる
・新規オリジナルレシピ
【応募資格】
管理栄養士、栄養士の資格を持っている人
応募規約に同意いただける日本在住の人
【応募先】
【審査/発表】
〇評価基準(栄養価、おいしさ、創造性・独自性、簡便さなどで評価)
〇審査方法
一次審査:全⻨連等による書類審査
二次審査:審査員による調理及び試⾷による審査
〇発表 11月中旬に受賞者に知らせるとともに全麦連HPコンクール特設サイトで発表
【賞品】
最優秀賞(各部門1点)3万円分図書カード
特別賞(各部門2点)1万円分図書カード