東京都はこのほど、Blueberryと協働し、都内の小・中学生を対象に、福祉の仕事に関するキャリア教育プログラムを提供すると発表した。
未来の東京を支える小・中学生に福祉の仕事について触れる機会を提供することで、その大切さや意義について理解し、将来の職業選択時に福祉の仕事を選ぶ子供たちが増えるよう、デジタル技術等も活用しながら楽しく福祉の仕事について学べるプログラムとなっているという。
授業時間内プログラムとして、小中学校の授業時間内での実施が可能な4つのプログラムを用意した。この中から学校の希望や実情に合ったものを選択し、オーダーメイドで授業を組み立てることができる。授業は、Blueberryのスタッフが学校に赴いてサポートするので、現場の負担は最小限に抑えることができる。
各プログラムの内容は以下のとおり。
VRゴーグルを使って、福祉の職場の様子を体感。最新の次世代介護機器を備えた施設や、先進的な取組を行っている施設など、普段なかなか入ることのできない魅力的な福祉施設の様子を体感できる没入体験を通じて、福祉業界や福祉の仕事に興味を持つきっかけを作る。
福祉現場で働く職員(15職種)が仕事の内容ややりがいなどについて説明するオンデマンド動画を視聴し、業界や職種について学ぶ。また、ワークシートで動画の内容を振り返り、自分の考えを整理する。
オンライン会議ツールを用いて、学校の教室と福祉現場で働く講師を繋ぐことで、福祉の仕事について直接話を聞く。また、講師からの一方的な講話だけではなく、双方向のコミュニケーションが可能であり、講師へのインタビューを通じた「ワクワク感」を持ちながら、福祉の仕事について学ぶ。
GIGAプログラムの動画を視聴し、関心を持った職業に関するプレゼンテーションを作成・実施。福祉の仕事について、子供たちの探求心を引き出すことができるとともに、自分の考えを持つことや人に伝える力を養うことなど、キャリアの形成に必要なスキルも身につく。
9月から2026年3月まで
受付中〜2026年2月6日(金)まで
都内の小学校・中学校
無料
※ VR視聴用の機材等は事務局で用意。
※ GIGAプログラム及びプレゼンコンテストでは、GIGAスクール端末の使用を想定。
※ VR職場体験以外のプログラムについて、通信費等は学校の負担となる。
担当の教職員から、以下の問合せフォーム、メールまたは電話で問い合わせる
e-mail:school@blue-berrry.org
電話 050-8881-6366(平日9時から19時まで)
問合せ後、Blueberryのスタッフから学校へ連絡し、実施に向けて、教職員とプログラム内容・日時等について打合せを行う(原則オンライン)。