サンスターは、「一生の健康に関わる“おくちのゴールデンエイジ”0~6歳の口腔ケアの重要性と最新の正しいケアとは?」をテーマに、サンスターMouth&BodyメディアセミナーVol.4を7月16日(水)に3部制で開催した。
<第1部 サンスター財団 口腔保健部 歯科保健チーム 歯科衛生士 平塚江玲奈氏>
第1部では「最新の子どものオーラルケア事情~“おくちのゴールデンエイジ”の正しいオーラルケアの方法~」をテーマに(一財)サンスター財団 口腔保健部 歯科保健チーム 歯科衛生士の平塚江玲奈氏が登壇。平塚氏によると0歳から6歳の時期は「おくちのゴールデンエイジ」とも呼ばれ、口の健康を守るために最も重要な時期だという。
乳歯は将来の永久歯の歯並びだけではなく、口の機能や全身の健康にも関わる大切な役割を担っている。子供がむし歯になりやすい時期を「感染の窓」と呼ぶが、約7割の保護者が「感染の窓」を知らなかったと回答。1歳7か月から2歳7か月までの期間が「感染の窓」にあたり、3歳頃までに口内フローラの土台が形成されるという。この時期にバランスの良い口内フローラが構成されていると、将来の口の病気リスクが軽減される。
赤ちゃんの歯が生える前から口に触れられることに慣れているとハブラシでの仕上げみがきへ移行しやすくなる。奥歯の裏側などに届きやすい、仕上げみがき用ハブラシを使用するとともに、フッ素配合のハミガキを使用して、むし歯を予防することが重要となる。一人みがきを始める3歳からはハブラシを、やさしく小さく動かすなど正しいみがき方を教えることが大事。臼歯が萌出する6歳の頃にはフロスで歯と歯の間のケアを始めることも大事。
<SODATECO(ソダテコ) 新製品紹介>
第2部ではサンスターグループ オーラルケアマーケティング部SODATECO ブランドマネージャーの柴田泰弘氏が9月24日に発売される「SODATECO(ソダテコ)」のハミガキ、ハブラシ、ハミガキジェルを紹介。SODATECO(ソダテコ)は、子供の“将来のカラダづくり“を見据え、子供の成⾧に重要な0~6歳の「おくち」「おなか」の環境づくりに着目。この時期に身につけたい習慣づくりをサポートすることに焦点を当てた製品となっている。
「ソダテコこどもハブラシ(3-5才用・6-12才用)」は「こんにちは」「さようなら」の持ち方がしやすい星型ガイド(指当て部)を採用。子供の手になじみやすく、みがきやすさにも配慮した、人間生活工学に基づくハンドル設計。さらに、ヘッド部を傾斜のあるななめヘッドにすることで、小さな口でも奥歯に無理なく届き、みがきやすい仕様となっている。
子供の口の悩みの上位としてあげられる、むし歯・歯の着色・口全体の汚れ・歯石の沈着・歯垢の付着・口臭の6大リスクを予防するための「ソダテコこどもハミガキ」のほか、歯の生え始める生後6か月頃からむし歯予防ができる「ソダテコ仕上げみがきジェル」を開発。デザインは毎日の歯みがきが子供にとって楽しい習慣になるようベネッセコーポレーション「こどもちゃれんじ」の人気キャラクター「しまじろう」を採用している。
<第3部 トークセッション>
第3部は「教えて!てぃ先生、歯科衛生士さん!ゴールデンエイジ期のおくち育について」をテーマに、ソダテコアンバサダーに就任した保育士で育児アドバイザーの「てぃ先生」と平塚氏によるトークセッションが行われ、保育士と歯科衛生士という立場から子供のハミガキについてトークを繰り広げた。