今後も発生が予想される自然災害への備えとして、学校施設は児童生徒の安全を守るためだけでなく、地域住民の避難先としても重要な役割を担っている。文部科学省の調査によると地域の避難所指定を受けている全国の公立学校は約3万校で、公立学校全体の91.7%に上る(2024年11月時点)。
教室だけでなく特に学校体育館は、体育や部活動、学校行事などの日常での児童生徒の使用のほか、災害の発生時には地域住民の避難場所にもなるため、長期にわたる生活の場としても健康的で安全な環境であることが求められる。しかし公立小中学校の避難所指定校の空調設備設置率は23.7%(2025年5月1日時点、文科省)にとどまっており、整備の遅れが心配される。
体育館向け空調機「フレッシュクール」(日本ピーマック㈱)は、外気を取り込み冷やした空気を館内に供給する仕組みで冷暖房の両方式を実現し、空調と換気が同時に可能となる。
体感会の会場では多くの来場者が、同機の特長である冷房運転時の置換空調の効果を確認した。
空調機の本体は基本的に屋外設置なので、体育館内側には空調機の運転音は伝わらず、静かな環境で式典や試合に集中できる。体育館内の給気ユニットは壁面に調和するラウンドデザインで、圧迫感が少なく安心感が得られる。床から2㍍以下には防護マットとして使われるレザークッションを採用し、安全に配慮した設計となっている。

館内に設置した給気ユニットは壁面に調和するデザインで安全性も確保
館内には給気ユニットを設置するだけで、配管工事等の必要がないので、工期は短期間・少人数で完了。さらに通常のメンテナンスも、外側に設置した空調機本体だけなので容易。設置もメンテナンスも、館内に及ぼす影響が少ないため、長期休業期間でなくても体育館の使用に支障をきたすことなく、工事を行うことができる。

空調機本体は一体型の為、冷媒配管工事が不要
メーカーによると暑さ指数は、運転開始から約30分で快適なレベルに達したという、省資源・省電力にも貢献しているといえる。
すでに11自治体で設置・可動している。
▼詳細=https://www.pmac.co.jp/products/freshcool.html
▼問合せ=03・5473・7794
教育家庭新聞 教育マルチメディア 2026年2月16日号掲載