東京都立産業技術高等専門学校は8月6日、ジャッキー・スミス英国技能大臣（高等教育・技能担当）一行による視察訪問の受け入れを7月30日に行ったことを発表した。
AIスマートスタジオの施設を見学
意見交換の様子
英国においても若手技術者育成に向けたさまざまな施策が行われる中、日本の技術者育成の状況について視察の希望があり、今回、視察先として同校が選定された。
当日は、柴崎年彦副校長が、首都東京の問題解決に取り組みまた産業界の要請に応えるためのコース設計がされている同校の特色について説明を行い、その後、今年度再編された電気電子エネルギー工学コース担当教員の研究室、機械部品加工を行う総合工場、コンピュータによる実践的なものづくりを行うAIスマートスタジオ（AIスマート工学コース）等の施設を案内した。
今回の来訪を通じ、5年一貫教育で社会に通用する力を育む高専教育システムの特色について、理解を深めてもらう貴重な機会となったという。
