東京都教育委員会は8月25日、「新たな教育のスタイル研究校」のモデル校を発表した。
東京都では、都立高校等において、デジタルを活用して学びのあり方を転換する「新たな教育のスタイル」の展開に向け、今年度より「次世代の学びの基盤プロジェクト」を進めている。今回このプロジェクトで具体的な取り組みを行う以下2タイプのモデル校を指定した。
「新たな教育のスタイル研究校」に、足立工科高校、六本木高校、新宿山吹高校、蒲田高校、深沢高校、五日市高校の6校を指定。オンラインを活用した遠隔授業による受講やオンデマンド教材等による学習を促し、学習の成果を適切に評価して、単位認定につなげる取り組みを行う。
「デジタル教科書の効果的な活用についての研究」には、六本木高校、新宿山吹高校、三鷹中等教育学校、深沢高校、日野高校、多摩高校の6校を指定。デジタル教科書の効果的な活用方法について研究し、授業のレベルアップに取り組むほか、デジタル機器等を活用した、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実を図った授業に関する研究を行い、その成果を普及する。