⼀社・超教育協会は11月10日、第1回「Innovative Learning Awards」の受賞者を発表。グランプリに、東京都渋谷区の「探究『シブヤ未来科』」が選出された。
本アワードは、すべての学習者が主体となるデザインの実現を重視し、従来の学校の枠を超えた「超教育」の場を構築することの重要性を評価するもので、全世代が生涯にわたり学び続ける社会の実現と、教育の未来をリードする新しい学習環境の創造を目的としている。
今回、国内外の教育機関、企業、自治体など、世界19カ国から182件の応募があった。

11⽉3⽇に都内で開された表彰式の様子
子供が自ら問いを立て、社会とつながりながら学ぶ先進的な教育実践。子供主体の学びを実現する教育改革を推進し、公教育における模範となる先行事例を創出された功績が高く評価された。
AIと人が共創する「ハイブリッド学習」によって、学びの本質的な魅力を引き出し、主体的な学びを力強く支える点が注目された。
プログラミング教育の枠を超え、創造性と協働を育む新しい学習のモデルを提示した先見的な貢献が評価された。
オンライン教育と世界各都市での実地学習を融合した先駆的な教育モデルにより、新しい学びの形を先導する実践が評価された。
大学における学びの中核として、学生が自らの思考を深め、専門性を培うための理想的な環境の構築が評価された。
五感を使って学ぶ学習空間の創出と、地域や世界、自然とのつながりを大切にした探究的な取り組み。子供たち一人ひとりの可能性を引き出し、豊かな思考力と感性を育む取り組みが注目された。
最先端の人工知能研究を基盤に、教育・産業・起業へとつなげ、アカデミア発の卓越したイノベーション・エコシステムを構築した功績が評価された。