創志学園は12月10日、健康経営への取り組みの一環として創志学園で働く教職員のパフォーマンス向上のためのコンディショニング施設「Dr.Performance by SOSHI」を11月に開設したと発表した。

文部科学省の調査では、教員の精神疾患による休職者は2023年度に過去最多の7,119人となり、特に若手の離職率が高く課題となっている。産業界では「健康経営」を掲げ、福利厚生や働き方改革を通じて従業員の心身の健康を戦略的に支えているが、教育業界では未だ抽象的な方針にとどまっている。
こうした背景の中、子供たちに臨む教員の体調、メンタル面をサポートし、教員が最高のパフォーマンスを教壇で発揮できるように、同学園はコンディションを図る施設を整備した。
「Dr.Performance by SOSHI」の1階には、首都圏を中心に36店舗を展開する株式会社Dr.トレーニング監修による本格的パーソナルジム。2階には脳休ヘッドマッサージ等の癒しの施術所と、心と身体の両面からのコンディショニングを提供する。加えて、健康セミナーや多様な施術も期間限定で開催する予定。なお、本施設は、同学園で働く教職員が福利厚生施設として無料(事前予約制)で使用できるようにし、運営は隣接する日本健康医療専門学校がサポートする。
