一社・デジタル人材共創連盟(デジ連)は、中高生等のデジタル関連活動のモチベーションの維持・向上を目的としたデジタル学園祭 第3回「全国情報教育コンテスト」(全情コン)を、2026年3月に渋谷QWSで開催する。1月15日まで応募作品を受け付けている。
全情コンは、文部科学省共催のもと、全国の中高生等が授業や探究活動、部活動、自主制作等で取り組んだ成果を発表する全国規模のコンテスト。情報Ⅰ・情報Ⅱ、総合的な探究の時間、デジタル系部活動、個人の創作活動など、学校内外のデジタル関連活動で培った力を作品として発表し、学校外の専門家や企業の視点から評価を受ける機会を提供する。

第3回となる本大会では、より多くの作品を評価できるよう審査制度を拡充。全国を4ブロックに分けて書類審査を行う「一次ブロック審査(書類審査)」を新たに導入し、各ブロックから入賞作品および企業賞を選出することで、合計約120チームの作品を表彰する。これにより、最終審査会に進出する10チームにとどまらず、多様な地域・分野の作品に光を当てることを目指す。
あわせて、協賛企業による企業賞の拡充や、企業賞に関連する評価ポイントや技術・着眼点を学べる動画教材の公開など、応募者が作品の質を高められる仕組みも整備した。
DXハイスクール事業支援の一環として作成されたプラン集との連携も視野に入れており、DXハイスクールの成果発表の場のひとつとして活用できるコンテストとして位置付けられています。学校現場での認知も広がりつつあり、授業や探究活動での取り組みを社会につなぐ場としての活用が期待されている。
2025年4月1日時点で12歳以上、かつ2026年3月31日時点で18歳以下の者。
「暮らしや学校をより良くする(DXする)」をテーマに、生徒・学生などが授業、部活動、または個人の活動を通して培った力を生かして制作した、デジタル技術を活用した作品(アイデアまたはプロダクト)を募集。身の回りにある課題や困りごとを発見し、その解決に向けたアイデアを考案するとともに、デジタルの力を用いてその解決策を「カタチ」にし、創造力を発揮してユニークで実現可能な作品を制作・発表する。
2026年1月15日(木)17:00まで
2026年3月14日(土)渋谷スクランブルスクエア SHIBUYA QWSで実施
最終審査会では、制作者が作品のプレゼンテーションを行い、審査員による審議を経て各賞を決定する。