アドビは3月16日、小中高校向け無償アプリ「Adobe Express」のクラスルーム機能が、正式に日本語対応したと発表。
Adobe Expressは、直感的な操作で簡単にクオリティの高いビジュアルコンテンツを制作できるオールインワンアプリ。商用利用も可能なように設計され教育現場にも安心な生成AI機能も搭載している。小中高校向けは完全無料で、Webアプリでデバイスを問わず利用可能なため、日本でも採用が進んでおり、児童生徒のクリエイティブな制作物での活用だけでなく、教職員の校務においても創造性と業務効率を両立させるツールとして注目されている。

かねてより要望の多かった、クラスルーム機能の日本語対応が正式に開始となった。これにより新たに日本語で使えるようになる主な機能は以下の通り。
招待:Adobe Express内で先生がクラスを作成し、児童生徒を簡単に追加・招待できる
教員はAdobe Express上で課題を作成して児童生徒へ配布できる。課題を受け取った児童生徒は、Adobe Expressを使って課題に合った制作物を作成し同じ画面から提出できる。課題の配布・制作・提出・レビュー・共有まですべてAdobe Expressの中で一元管理が可能。
提出された課題をギャラリー形式でまとめて表示することができる。教員の提出物管理の利便性向上はもちろん、クラスの児童生徒と共有したり、保護者に共有するリンクを発行したりすることもできる。児童生徒の名前(イニシャル)表示はオンオフの設定ができる。なお、共有リンクはリンクを知っている人だけが閲覧でき、インターネット上の検索には表示されない。
アイデアや意見を、画像や文字など様々な形式で出し合って集約や共有ができる機能。クラス全体で意見をまとめたりアイデアを広げたりするシーンにおすすめ。
Adobe Expressは、生成AIを活用した画像生成や加工、テキストの装飾、テンプレートの生成など、児童生徒が思い描くアイデアを形にする過程を手助けすることで、試行錯誤を通した創造性を育むツールを搭載している。同社の生成AI(Adobe Firefly)は生成AI倫理に基づいて設計されており、小中高校向けAdobe Expressでは教育現場で安心して利用できるよう、以下の管理機能が備わっている。▼著作権の尊重▼ユーザーデータの学習モデルトレーニングデータからの除外▼年齢発達を考慮した児童生徒保護機能▼オンラインコンテンツの来歴を確認できるツールの提供▼管理者によるコントロール。

PDFを編集+翻訳しておたよりを作成
小中高校向けAdobe Expressは、 児童生徒のクリエイティブな制作物での活用だけでなく、教員の校務においても創造性と業務効率を両立させるツールとなっている。例えば、PDFファイルをもとにお便りをつくる場合、テキストの修正はもちろん、画像の差し替えや春らしいアイコンの追加、さらにレイアウトはそのままに、多言語翻訳された文書も容易に作成できる。