東京都北区の区立袋小学校で3月16日、3年生の児童らが北区について学習したことをもとに、栄養士と協力して考案したオリジナルメニューが、給食として全学年に提供された。
児童らはこれまで、「北区の魅力を輝かせよう」(第3学年 総合的な学習の時間)において、区内にある製麺工場(江戸玉川屋)について調べ、GIGA端末を使って、麺を使った献立のプレゼンテーションを作成してきた。渋沢栄一の誕生日であるこの日、渋沢の好んだとされる食材を加え、見学した製麺工場のパスタを使った、3年生考案の給食が提供された。児童らは学習の成果を振り返りつつ、オリジナルメニューを味わった。

3年生が考案した給食を食べる児童たち
区ゆかりの偉人である渋沢栄一は、一万円札の顔として児童らにもなじみがある。3月16日は渋沢栄一の誕生日にあたることから、同小では、3年生が総合的な学習の時間の総まとめとして、玉川食品のパスタに渋沢栄一が好んで食べたとされる食材等を使ったオリジナルメニューを考案し、給食の献立として提供した。

提供された給食(グラタンパスタ)
この日提供された献立は、「グラタンパスタ」「野菜スープ」「フルーツヨーグルト」。グラタンパスタは、渋沢栄一が好んで食べたとされる「オートミール」を加え、トマトベースの味付けにした。野菜スープは、渋沢栄一の出身地である埼玉県深谷市にちなみ、「深谷ねぎ」を入れた。児童らは3年生が考えたオリジナルメニューに「美味しいね!」「100点満点!」「またぜったい食べたい!」と嬉しそうに話した。
給食の時間中に、メニューを考案した3年生が各教室で自分たちの学びの成果を報告し、「調べてまとめ、発表することで、北区がもっともっと大好きになった」「江戸玉川屋さんで働く人たちの苦労や工夫を学んだ」と熱い思いを伝えた。また、工場見学や麺の試食、麺作り体験をしたこと、区独自開発のプログラミング学習環境「きたらっち」のプログラミングで調べたことをまとめ発表したことなど、全22時間の学習を振り返っていた。区内のほかの産物や渋沢栄一についてもさらに調べて、北区の魅力をたくさんの人に知ってもらいたいと意気込んでいた。