岐阜県立恵那南高等学校は4月、AI×アダプティブラーニング教材「すらら」(提供:すららネット)を導入し、約40人の生徒が利用を開始した。

恵那南高校は、多様な学力層の生徒を受け入れる総合学科高校。全校生徒約130人規模の小規模校であり、就職を希望する生徒が約6割を占める。長年の学習状況や模試結果から、生徒の半分以上に基礎学力の定着に課題があったという。また、端末のBYOD化を背景に、ICTを活用した効果的な学習支援の必要性が高まっていた。こうした中、個々の理解度に応じた学び直しと、学習習慣の定着を両立できる手段として「すらら」の導入を決めた。
「すらら」は、AIによる最適な問題提示とアニメーションによるわかりやすいレクチャー機能を組み合わせ、生徒一人ひとりの理解度や学習進度に応じた“個別最適な学び”を提供。課題配信・採点・進捗管理など、教員の負担軽減にも寄与する。
今回の教材導入にあたり、同校は以下のようにコメントしている。
「本校は山間にある総合学科の小規模校で、少人数の良さを活かしたきめ細やかな教育活動をモットーとしています。国公立大学を目指す生徒から小中学校からの学び直しが必要な生徒まで幅広い学力層の生徒が入学しており、習熟度別授業や授業時間外での個別指導などで対応していました。しかしながら、総合学科小規模校ならではの教員一人に対する授業系統の多さや校務分掌負担の大きさもあり、共通テスト対策から基礎学力定着のための補習など、多様な生徒に個別に対応する時間の確保が大変難しくなっています。そこでBYOD化を契機に、一人ひとりの生徒を一歩でも確実に伸ばしたい、との期待を込め『すらら』の導入を決めました」。