みんなのコードは5月8日、日本女子大学附属中学校(川崎市)と開発した、技術・家庭科技術分野情報領域の指導案と授業スライドを公開した。
本プロジェクトは、キンドリルジャパンの助成を受け、テクノロジー分野のジェンダーギャップ解消を目指して行われたもの。

みんなのコードと日本女子大学附属中は、2023年9月に「教科横断的な情報活用能力の育成に関する連携協定」を締結し、テクノロジー分野におけるジェンダーギャップの解消を見据え、生徒の個性を活かせるカリキュラムの作成及び教員の伴走支援に取り組んでいる。2024年7月からはキンドリルの助成を受けて、AIの利活用も含め、より日常の生活に即した体験を通して、情報活用能力を高めるカリキュラム開発を行った。
カリキュラムの作成・実施に当たっては、みんなのコードの元中学校教員講師と同校の教員らが議論を重ね、生徒の反応を見ながらブラッシュアップ。また、プログラミングに関して深い知識を有するキンドリル社員も、ボランティアとして授業に参加し、IT分野への生徒の関心を高めるための支援を行った。
今回公開した指導案・授業スライドは以下。
いずれの授業においても、授業内で扱う例が生徒にとって身近で自分ごととして捉えられるものになっているか、また、取り組む課題が生徒の興味・関心に沿っているかを大切にし、「生徒がつくりたいと思えるものをつくる授業」を目指したという。
例えば、生成AIなどの情報技術に携わる専門家を紹介する際には、ジェンダーバランスの観点を点検したり、「家庭用ロボットを学校行事など校内で活躍させよう」「電子決済システムをつくろう」といった身近な課題解決をテーマに設定する等の工夫を行っている。