日本科学技術振興財団・科学技術館は、7月25日と26日の2日間、東京都千代田区の科学技術館で「青少年のための科学の祭典2026全国大会」を開催する。本大会は、全国の小・中・高等学校、大学の教員、研究機関、企業などが一堂に会する国内最大級の体験型科学イベントで、1992年の開始以来、今年で34周年を迎える。入場無料。

2026年は「対話」をテーマに掲げ、会場には全国から集まった“実験名人”である教員や研究者による、約70の体験型ブース(個人・団体等出展60件、日本学生科学賞出展6件の計66件)が展開される。

ジェットエンジンを作ろう(団体出展)
科学を学ぶ面白さは、実験や観察そのものだけでなく、「なぜだろう」「もっと知りたい」と感じた疑問を誰かに問いかけ、考えを深めていく過程にある。来場する子供たちが実験や工作、観察を通じて科学の不思議に触れるだけでなく、出展者との活発な対話を通じて理解を深め、新たな発見や学びにつながる機会を提供する。
開催初日となる7月25日の午前には、ノーベル化学賞受賞者である野依良治館長を迎えた特別ステージ企画が実施される。
本企画では、事前に寄せられた科学に関する疑問や質問に野依館長自らが回答する「対話型プログラム」を予定している。世界的な研究者との直接的な交流は、未来の科学者を目指す子供たちをはじめ、科学に興味を持つすべての来場者にとって、科学の面白さや探究することの大切さに触れられる貴重な機会となる。
会場では、第69回日本学生科学賞中央最終審査に出場した学校の中から6校が参加し、研究発表を行う。
主な発表内容として、世田谷学園中学校による「肉は『ジュー』と焼けるのか―実音とオノマトペ比較による言語表現拡張モデル―」や、奈良女子大学附属中等教育学校による「食塩の結晶はなぜ六角形になったのか」など、子供たちの柔軟な発想と高い探究心から生まれた個性豊かな研究が揃う。
日 時 7月25日・26日 9:15~16:00
会 場 科学技術館1階イベントホール・屋外(東京都千代田区)
入場料 無料(事前申込不要)
主 催 公益財団法人日本科学技術振興財団