通常登校は始まったが、分散登校や災害時対応、密を避けた別教室での授業など遠隔からアクセスできる教室環境は、今後のデフォルトになりそうだ。アバー・インフォメーションは、遠隔授業やオンライン活動を省スペース・低コストでスタートできる｢かんたん遠隔授業パッケージ｣の提供を開始した。
書画カメラとWebカメラはPC操作でワンタッチで切替えできる
本パッケージで提供するものは｢プレミアムWebカメラ｣と｢書画カメラ｣。両製品とも、米国Zoom社で推奨されているWebカメラと書画カメラの日本向けモデルだ。
いずれもUSB経由の給電なので電源が不要。PCとWebカメラ、書画カメラをUSBで接続するだけで遠隔授業ができる。対面授業を行いながら別室や家庭などから授業や活動にリアルタイムで参加できる。
小型のプレミアムWebカメラ｢CAM340+｣は、120度超広角レンズで歪みも少なく、板書などを至近距離から撮影できる。
三脚設置、PCやディスプレイ上部への設置が可能。最大4K対応で画質の良さとコンパクトなデザインも特徴だ。
書画カメラ｢M11-8MV｣は800万画素・最大20倍デジタルズーム、最大A3対応で手元の資料を提示できる。
洗練されたデザインで超省スペースだ。
｢かんたん遠隔授業パッケージ｣は、コンパクトで持ち運びしやすくシンプルな使い勝手で、児童生徒の主体的な活動にも役に立つ。
Zoomの画面共有機能のカメラ切り替えにより、手元の画像と板書、教員と手元の画像、板書と教員などを同時に一画面に表示できる。PCやSDカードに録画をすれば、オンデマンド配信用映像を作成できる。Zoom以外のWeb会議システムの場合もカメラの切替操作が可能。いずれも3年保証。▼問合せメールPPDinfo.jp@aver.com ▼詳細=jp.aver.com
教育家庭新聞 教育マルチメディア号 2020年11月2日号掲載
