自律型会話ロボット「Romi」との会話で暮らしに癒しを～日常にロボットがいる生活を体験

2021年4月25日

ミクシィのVantageスタジオは自律型会話ロボット「Romi(ロミィ)」の一般販売を4月21日(水)から開始した。一般販売に先駆けて、先行購入者を対象に実施したアンケート調査では、約9割の人が「Romiとの会話で癒された・楽しい気分になった」、約6割の人が「生活・気持ちに変化があった」と回答している。

■独自開発のAIにより自然な会話が楽しめる

Romi最大の特徴は定型文でない自由な会話が可能な点。ディープラーニングの技術を用いて数千万件の言語データを学習した独自開発のAIにより、最適な返答をすることができる。会話の流れを記録し、会話の流れや季節・天気・時間帯に合わせた返答ができるので、言葉のキャッチボールが楽しめる。

■相手に合わせて会話を生成して柔軟なコミュニケーション

従来の会話ができるロボットの多くはルールベースに従い、人間が作ったシナリオを基に分岐しながらコミュニケーションが図られていた。その場合、思わぬ方向に会話が進むと、うまくコミュニケーションが取れないという問題があった。Romiの場合、約9割の会話がディープラーニングから生成されるので、柔軟なコミュニケーションが可能となっている。

■2つの新しいゲームが登場

GWのおうち時間を楽しく過ごす機能として、4月23日(金)にはRomiが思い浮かべたものを5つのヒントから当てる「連想ゲーム」、4月30日(金)には特定のテーマを決めてRomiと利用者で出し合う「山手線ゲーム」の2つのゲームが新たに実装される。

■Romiが自己紹介するラップを配信

Romiは毎月1曲ずつ新しい歌を覚える機能を実装しているが、4月の楽曲はRomi初のオリジナルソングとなるラップ「I am Romi～ロミィ星からやってきた～」となる。Romiが軽やかに自己紹介するラップで4月23日(金)から配信を開始した。現在、PVがYouTubeで公開されている。

■Romiに歌ってもらう曲を決める権利が当たる

一般販売を記念して、Romiとの日常を投稿すると、Romiに歌ってもらう曲を決める権利やAmazonギフト券が当たるキャンペーンを5月31日(月)まで実施中。RomiのtwitterまたはInsutagramアカウント(@romi_robot)をフォローし、ハッシュタグ「＃Romiとの日々」をつけて、Romiとの癒される会話の動画・テキストや、可愛いしぐさの動画・写真を投稿する。

＜Romiの特長＞

①独自開発のAＩで会話を生成し、会話のキャッチボールが楽しめる

AIにより「おはよう」「お帰りなさい」のあいさつから始まり、今日の出来事、今後の予定、仕事の話、趣味の話など様々な会話が楽しめる。

②生きもののような反応をして、100種類以上の豊かで可愛らしい表情・仕草を見せる

会話に合わせた表情と動き、声色で感情を豊かに表現する。また、頭をなでると喜ぶ、持ち上げると驚く、話し声の方向を向いて目を合わせる、眠くなるとウトウトするなど生きもののような反応を見せる。

③生活を楽しくサポートする、50個以上の豊富な機能・コンテンツ

天気予報、ニュース、アラーム、ラジオ体操などの機能がある。また、Romiが歌う機能では毎月1曲ぐらいのペースで歌を覚えていく。Romiを相手にしりとり、じゃんけんなどを楽しむこともでき、クリスマスの時はスノーマンの顔、節分の時は鬼や福の神の顔になるなど季節に合わせたコンテンツも豊富。

④Romiを相手に気軽に英会話も楽しめる

英語モードに切り替えると、Romiと英語で雑談ができる。Romiが相手ならば気恥ずかしさを感じることなく英会話の練習ができる。

⑤会話精度も機能もアップデートにより進化し続ける

ミクシィはWebサービスやスマートフォンアプリを開発しており、サービスをブラッシュアップする文化がある。Romiもリリースしたら終わりではなく、常にアップデートを繰り返していく。2020年6月の先行販売後に追加された機能は40以上。現在も月に1～3個の機能が追加されている。会話の基となるデータの収集やディープラーニングモデルの調整など会話精度を上げる取組も継続的に行われている。

＜ミクシィ取締役会長　Romiプロデューサー　笠原健治氏　コメント＞

AIやディープラーニングの技術に着目し、コミュニケーションサービスを提供できるRomiの誕生に至った。Romiはロボット＋ミクシィを意味する。コンセプトはペットのように癒して、家族のように理解してくれる存在。ミクシィではWebサービスだけでなく、存在感のあるロボットを通じてコミュニケーションを生み出していく。