生駒市立生駒南第二小学校と奈良先端科学技術大学院大学の松田裕貴助教が、1年間かけて開発を進めてきた魅力発信Webアプリ「にしょロボくん」が3月15日(火)に完成。小学生が子ども目線で作った「日本で一番ニッチ」な地域の魅力を発信するアプリを多くの人に知ってもらうため3月23日(水)から一般公開を開始した。
■生駒南第二小学校の児童らが何度もミーティングを重ねて完成
魅力発信Webアプリ「にしょロボくん」は生駒南第二小学校の児童と教員が松田助教と何度もミーティングを重ね、システム開発や機能追加、情報の収集・入力などを協働で行ってきた。また、情報収集では地域ボランティアがメンターとして各チームに参加。デザインやキャラクターづくりは市民団体「CODE for IKOMA」のサポートで実現した。
<アプリの4つの特徴>
①小学生目線で集めた、狭く・深く・おもしろい「ここにしかない」リアルな地域情報
が500以上掲載
②「もっと知りたい」と思わせるクイズ形式
③すべてのユーザーが操作しやすい仕様
④無料で利用可能
<魅力発信Webアプリ「にしょロボくん」概要>
【掲載例】
・学校(地域ボランティア)…読み聞かせに来る人は1年間に何人いる?
・竜田川…井堰でせき止められた水はどこの田まで届いているでしょう?
・お店…生駒萩の台郵便局には、なぜお菓子が置いてあるの?
・公園…秋になると萩の台第三公園で見ることができるものは何でしょう?
・生駒の昔話…どうして暗峠と呼ばれているでしょう?
・スポーツ・遊び…1年生のクラスで流行っている折り紙。一番人気の色は?
【想定する利用者】
生駒市に引っ越しを考えている子育て世代、生駒市民でおもしろい情報を探している人
週末に生駒市に遊びに来たいと思っている人、生駒市に行けないが興味がある人など
【アプリの開発者(協力者)】
生駒南第二小学校全児童・全職員、奈良先端科学技術大学院大学ユビキタスコンピュー
ティングシステム研究室 松田裕貴助教、CODE for IKOMA、学校地域ボランティア