NHNテコラスはバウチャーを購入することでアマゾンウェブサービス(AWS)を前払いで定額利用できる『C-Chorus 定額チケット』のAmazonビジネスでの販売を開始。同サービスは慶應義塾大学や早稲田大学をはじめ教育機関などでの導入実績があり、今回のAmazonビジネス上での販売提供を通して、今年度中に200機関への提供を計画している。
■教育機関での採用が進むAWS
AWSの利用は教育機関での採用も広く進みはじめている。従来のサーバーやストレージ用途のみならず研究用途での大規模演算のためのハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)利用など、設備を購入せずに利用規模に応じて素早くスモールスタートで先端リソースを利用できるなどメリットの大きさが魅力となっている。
■内部での支払いの手続きがネックに
しかし、従量課金のため事前の予算策定やクレジットカード決済をベースとする支払いなど、日本国内の教育・公共機関では内部での支払いの手続きがネックになり、利用が進みづらいという課題もあった。
■定額のバウチャー方式で提供される『C-Chorus 定額チケットプラン』
AWSの政府機関・教育機関・非営利団体を支援するパートナー認定である「AWS 公共部門パートナープログラム」を取得しているNHN テコラスが提供する『C-Chorus 定額チケットプラン』は定額のバウチャー方式で提供されるため、AWSを年度予算方式で利用できる。
■購入額の10%分の無料利用枠の特典で提供
『C-Chorus 定額チケットプラン』は初期費用や手数料はかからず、購入額の10%分の無料利用枠の特典と24時間365日の技術サポート、サイバーリスク対応のクラウド保険が標準で提供される。すでに利用中のAWSアカウントを本サービスに切り替えて利用することも可能。
<AWS総合支援サービス「C-Chorus」について>
「C-Chorus」は付加価値の高いサポートメニューの提供と経済合理性を追求したユーザー支援を行うAWS総合支援サービス。2022年6月時点で累計2700契約以上の実績があり、AWS プレミアティア サービスパートナーとして、あらゆる規模の顧客に対し、AWSのリセール(請求代行)サービスおよび移行・導入、設計、運用管理、セキュリティ対策を広く支援するマネージドサービス、機械学習やデータの活用支援サービスを提供している。