文部科学省「次世代の校務デジタル化推進実証事業」に採択された秋田県では、EDUCOMの統合型校務支援システム「EDUCOMマネージャーC4th」が、県内の小中学校等に順次導入されることとなった。校務支援システムの仕様共通化、クラウドサーバ環境の構築、統合認証基盤の構築等のセキュリティ対策を実施し、学校現場における校務DXを推進する。
EDUCOMマネージャーC4thは、同社がクラウドあるいはオンプレミスで提供する、全国の小中学校向けに教員の校務の効率化を支援する統合型校務支援システム。全国、約500自治体、約10,000の小中学校で利用されている。
今回のクラウド型校務支援システムの導入は、文部科学省が推進する次世代の校務支援システムの導入を具体化するもので、システムのロケーションフリーな活用を可能とすることが期待される。将来的に場所を問わず業務が行えるようになることで、「時間外在校時間の削減」「働き方の柔軟化」にも繋がると考えられる。また、県内で共通の校務支援システム導入を進めることにより「教職員の人事異動時における負担感の解消」が見込める。
同社は学校支援システムの導入に留まらず導入後の運用の定着、活用促進まで徹底したサポートを提供してきた実績と知見を活かし、児童生徒1人1台端末の時代にふさわしい校務支援システムのクラウド化を促進する。学校現場における校務DXを実現し、先生方の働き方改革や教育の高度化に貢献する。