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日本工学院×NTT東日本×NTT EDX 電子教科書活用実証事業を開始

2024年3月27日

日本工学院専門学校・日本工学院八王子専門学校とNTT東日本、NTT EDXは、電子教科書教材配信システムを利活用した教育・学修支援に関する共同実証事業を4月1日より開始し、学生個々人の個性・才能に応じた個別最適な学修に取り組む。

本実証事業では、高等教育機関において、いつでもどこでも学べる学修環境と個々の学生の学修データを可視化する仕組みを構築し、個々の学生に最適化された深い学びを提供するために学修データを利活用する教育のあり方の確立を目指す。

 

 

 

 

■データ利活用による個別最適な学修の仕組み化を実現

日本工学院では本実証事業の開始に向け、昨年7月から電子教科書教材配信システム「EDX UniText」(提供:NTT EDX)を活用した学修環境整備の検討を進め、10月より実証事業に向けて多くの学生から意見を収集するためにEDX UniText活用トライアルを実施した。

トライアルでは、24年度の実証事業に向けて多くの学生から意見を収集するため、51人の学生が従来紙で配られていた教材をEDX UniTextに取り込み、学生は授業前の事前学習、授業中の閲覧および書き込み、授業後の復習を実施。結果として、利用した9割以上の学生から利用しやすいという回答があり、他には「通学時に大きい教科書を広げることなく端末で閲覧できるのが便利」「今後もEDX UniTextを利用し続けたい」といった声を得ることができた。

トライアルで得た知見を元に、2024年度からはEDX UniTextを活用する授業を拡大し、個々人にマッチした学修環境を提供するためのデータ分析・利活用の方法を検証・確立する。実証事業では一律的な教育ではなく、学生一人ひとりの理解度や習熟度に合わせて段階的にスキルを身に付けさせることで、専門職業人である「若きつくりびと」を育成していくことを目的に以下を実施する。

<実証イメージ>

 

<概要>
  • 実証期間:2024年4月1日~2025年3月31日
  • 参加学生数:日本工学院ITカレッジの1年生520人
<主な実証項目>
  • より効果的な学修データの収集・可視化方法の実証
  • 可視化された学修データの教員への有効的なフィードバックのあり方に関する実証
  • 学生個々へのフィードバックによる学生の主体的な学びの促進への効果測定
  • 教員の指導効率化や省力化に関する実証
<各社の主要な役割>
  • 日本工学院:データ利活用による授業の実施と検証、学修データ利活用の実証
  • NTT東日本:データ利活用のための通信環境構築・データ利活用支援
  • NTT EDX :EDX UniTextの提供、電子教科書の活用支援、書店と連携した教科書の電子化許諾の推進

 

■今後の取り組み

日本工学院は学生の学修効果、教員の教育支援の有効性を検証し、より多くの授業科目への展開をめざす。また、2024年度から開始するeポートフォリオで学修達成度データの可視化を実現するが、将来的にはこれらのデータとEDX UniTextから収集可能な閲覧履歴や学習時間などの学修ログを掛け合わせた学修データの収集・分析を実施する。得られた結果を教育にフィードバックするというサイクルをベースに学生一人ひとりへのきめ細やかなサポートを実現する「データ利活用教育メソッド」を確立し、「若きつくりびと」として社会を支える人材の輩出をめざす。

NTT東日本は教育分野のさらなる発展に向け、EDX UniTextに加えて高等教育機関が保有する多様なデータを掛け合わせた学修データの利活用を促進し、効果的な高等教育機関での課題解決に取り組む。NTT EDXは教育分野のさらなる進展のため、日本工学院で教科書販売を担う株式会社有隣堂とも連携し、電子教科書コンテンツの充実に取り組むとともに、EDX UniTextの有効な活用や展開、普及に継続的に取り組む。

 

日本工学院

東日本電信電話株式会社

株式会社NTT EDX

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