「より一層の学校給食の充実と栄養教諭を中核とした学校における食育の推進」を主題に、第2回全国学校給食・栄養教諭等研究協議大会が茨城県水戸市内で8月5・6日の2日間にわたり開催された。文部科学省、茨城県・水戸市教育委員会、(公社)全国学校栄養士協議会、(一社)全国学校給食推進連合会等が主催した。
全体会で行われたシンポジウム 右からパネラーの齊藤公二氏、大畠昌枝氏、清久利和氏、石塚浩司氏
大会の初日に水戸市民会館で行われた全体会では、文科省学校給食調査官・齊藤るみ氏の講演「栄養教諭に期待される職務と役割」に続き、「学校全体で食育を推進するために求められる栄養教諭本来の職務~全教職員が共通認識のもと、栄養教諭を中心とした食に関する指導を行うために~」をテーマにシンポジウムが開かれた。
同シンポには文科省の食育調査官・山上望氏がコーディネーター、齊藤氏や教育委員会、学校長、小・中学校の現場の栄養教諭がパネリストで登壇。それぞれの立場から食育の取組を述べた。
当日は学校給食表彰も行われ、優良学校9校、同共同調理場5場、給食功労者22人が表彰された。
教育家庭新聞 教育マルチメディア 2025年8月11日号掲載