デジタル庁のIT調達支援プラットフォーム「デジタルマーケットプレイス(DMP)」にインフォマティクスの自治体向け統合型GIS「GC Planets(ジーシープラネッツ)」が登録された。これにより自治体DXを推進する「デジタルマーケットプレイス(DMP)」を通じて、庁内統合型GISの選定・調達が可能となる。
デジタルマーケットプレイス(DMP)とは、行政機関によるクラウドサービスの調達を支援するためにデジタル庁が構築したプラットフォーム。2024年10月31日に正式版「DMPカタログサイト」が公開され、自治体がニーズに応じたクラウドサービスを、よりスピーディに比較・選定できるようになった。これにより、調達手続きの効率化やベンダー選定の多様化が進み、自治体DXのさらなる加速が期待される。
自治体向け統合型GIS「GC Planets」は、自治体が保有するさまざまな空間データを集約し、庁内横断型の利用を可能にする地理情報システム(GIS)。高速描画、快適な操作性、高い拡張性を備えており、利用規模に応じてクラウド(リッチクライアント・C/S)もしくはスタンドアロンでの運用が選択可能。都市計画や建築など各業務向けのGISを追加できるほか、サーバ構成や運用形態についても要望に応じて柔軟に対応できる。
【導入実績】
北広島市(北海道)、港区・武蔵野市(東京都)、戸田市・春日部市(埼玉県)、香取市(千葉県)、川崎市(神奈川県)、奈良市(奈良県)、三豊市(香川県)